■「ウィンター・ソング」2005年/香港
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監督/ ピーター・チャン
製作/アンドレ・モーガン/ピーター・チャン
撮影/クリストファー・ドイル
キャスト/金城 武/ジョウ・シュン/チ・ジニ/ジャッキー・チュン
【ストーリー】
ある撮影所に天使(チ・ジニ)が降り立った。彼は歌い踊ながら語る。「人は皆映画の主役なのだと」
女優志望の林見東(ジョウ・シュン)と監督志望の孫納(金城武)。二人は
貧しかったが、お互いに心を通わせる仲だった。
しかし、野心家の彼女は彼と別れ、10年後、ある映画の監督、聶文(ジャッキー・チュン)と付き合っていた。
一度は別れたものの、その監督が指揮をとるミュージカル映画の共演者として再会を果たした男女の愛を華麗なミュージカルシーンを交えて描く魅惑的な作品。
【コメント】
まず、サントラがいいです。オペラ座、ムーラン・ルージュ、雨に歌えばをかけあわせた
ミュージカル映画なだけなことはあります。
「チャングムの誓い」でかっこいい侍従武官を演じた韓国からのキャスト、チ・ジニさんの中国語SONGがとても
のびのびしててこっちまで胸が躍りそうになります^^
楽しそうに撮影所ではしゃぎまくる天使(チ・ジニ)をよそに過去と現在、作中劇が複雑に
交錯していくのが今までなかった映画の見所。
一回ではなんだか理解しにくいないようですが、ニ回みればわかるよーな内容でした・・。
冬の情景と水の情景がはかなげで美しい香港映画らしい香港映画でした。
金城さんも「神様、もう少しだけ」の無鉄砲で無愛想な頃からすごく変わられましたね!
なんていうか大人の演技、切なさに磨きがかかってぐっと胸に突き刺さる感じ。
優しい目と甘くて深みのある声が素敵な歌「Forget me」には驚かされました。
えっ、あんな声だったっけ?って深く息を飲むかんじ。
そこだけ時間が完全に止まりますから(笑)
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