■「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」2005年/アメリカ

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監督/ マイク・ニューウェル
音楽/パトリック・ドイル
キャスト/ダニエル・ラドクリフ/ルパート・グリント/エマ・ワトソン/マイケル・ガンボン/マギー・スミス
/アラン・リックマン/ゲーリー・オールドマン/ミランダ・リチャードソン/レイフ・ファインズ
/ティモシー・スポール/ジェイソン・アイザックス/ロビー・コルトレーン/トム・フェルトン

【ストーリー】

クィディッチ・ワールドカップを観戦しに来たハリーだが、夜空に「闇の印」が浮かび人々は混乱。

ホグワーツ校で開催される「三大魔法学校対抗試合」では、選手を決める「炎のゴブレット」が、1

7歳以上という資格にもかかわらず、14歳のハリーを選出するのだった。

【コメント】

ひたすらダークな展開でした。

一言で言えば残念な映画。

まず、セットがせまい!!グロすぎる。

スラグ・イングリッシュばりばりのコメディ映画ってところ。

レイフ・ファインズをヴォルデモートに起用したのは

大正解だったと思います。今までのどのヴォルデモートより、気高く、残忍な雰囲気が出せていましたからね。

レイフ・ファインズといえば、弟に「恋に落ちたシェイクスピア」のジョゼフ・ファインズがいます。

ひじょーにこの兄弟、目元と髭の生え際、顔の輪郭が似てらっしゃるので拝見するとよろしいでしょう。

ムーディ先生ーイメージそのまま、ぴったりでした。義足を使ってる割に、動きが早いのに舌を巻きました。

あの青い目玉はどうも好きになれませんでしたけどね。

ハリーがまた大人っぽくなってましたね。ロンはあまりかわっていなかったけど。

ハーマイオニーはまた美人になってました。すっかりセレヴ女優さんの仲間入りですね♪

パステルピンクの肌の出たドレスは、「美女と野獣」のベルの黄金色のドレスのデザインに非常によく似てました。

それはそうと、ドラコが回を重ねるごとに弱くなっていくのは何故??いじられっこキャラ決定?

白イタチ―可愛いかったvv周りのお客さん大爆笑でした。

シリウス〜何故出番があれだけ!?あの洞窟のシーンは?「チキン!」が

見事にカッティング!!!ええええ!!

暖炉のまきの上にぼおっと顔が浮かび上がって、たった十分ぐらいの出番でした・・。

そしてスネイプ先生、今回ははりせん(嘘です)出席簿でスパコーンとハリ&ロンの頭を

叩いてました!何?何ですか?先生、いつからお笑い的なポジションになったんですか?

完全な三人漫才が成立してました。

個人的にはダンパのシーンを一番楽しみにしてたのに―がっかりしました。

クラシックもいまいち、途中から酷いロックに早変わり。ダンスも優雅とは程遠い俗っぽいものでした。

当然ながら一緒に見に行った家族からも大ブーイングの嵐(笑)でした

ドレスローブのデザインは綺麗だったと思います。

ケィティ・・可愛いかったけど、やっぱり候補にあがってた「スノー・ホワイト」のクリスティン・クルックの

ほうが良かったです。黒髪に、透き通るような肌の美人さんで可愛らしいです。

う〜ん・・今回は心を揺さぶられるようなシーンがひとつもなし!

キュアロン監督は雄大な自然を最大限に生かして、美しい圧倒的なハリポタワールドを作ってました。

一方、コロンバス監督はハリーたちの細かい心理描写を、たくみに描き出し、観客の心を掴んで放さない

素晴らしいハリポタワールドを構成してただけあって、今回はがっかり。

ただのコメディ的な映画に見えてしょうがなかったです。

五作目に期待!!



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